立地条件が悪いと窓ガラスの交換は難しいケースも

立地の悪い家

日本全国、「山地」に作られた住宅はかなりの戸数が存在しています。これは、日本の国土面積が元々小さく、住宅を作るのに適した「平地」が少なめであったことが第一の原因です。
またこれに加えて、元々山地に自分の土地を持っている人が比較的多めにいたことが、現在のような「山の斜面に家屋を建設する」という状況を助長したのだろうと、僕が通っている現代社会の先生がレクチャーしていました。
ここでお題にしている山地の住宅ですが、実は僕が生まれ育った家もコレに該当します。僕の家の場合、特に山奥の方に建てられていますので、正直学校に通うのも大変です。
個人的に常々、「この立地は町の方にも出にくいし不便だなぁ」と思っていましたが、先日、僕のこの「不便」と感じている気持ちを更に増幅させる出来事があったのです。

先日の台風の折、僕たち家族が住んでいる家は窓ガラスに大きなヒビが入るという被害を受け、父がこの交換工事を地域の窓ガラス業者に依頼したのですが、「家の立地条件が悪くてなかなか難しい」と指摘されたらしいのです。
父曰く、「交換をしたいガラスが家の北側の、山の崖斜面に面していて外から作業員が入れないらしい」とのこと。無理に作業を行おうとすると家の外壁を傷つける可能性がある模様で、現在、父はかなりこのことで悩んでいるようです。
窓ガラスも立地条件が悪いと窓ガラスの交換は難しいケースがあるのだと、初めて知りましたが、我が家が陥っているこの状況は何とかなるのだろうかと不安に思っている僕なのです。